トンボと、ちょうちょ。
ちいさな羽で
おおきな空を飛び交ってきた
ふたつのブランドが出会い、
あたらしい景色へ
羽ばたこうとしています。
だれかの心から生まれて、
やがてまた
だれかの心へと還っていくような
感情をのせた服づくり。
人と服の、しあわせな
繋がりをめざして。
デザインの背景
介護するひとにとって快適であること、介護される人にとって安心であることをコンセプトに、着やすさと優しさと清潔感を感じさせるデザインを提案いたします。介護の環境において信頼と親しみが生まれることは相互理解に繋がり、日々の環境を良化してくれるものと考えます。
心に作用する服
デザイナーの空想や思考から出発したものが形になり、日々の暮らしのなかで使われることで、体験や記憶となって、また心へと還っていく。想いをもってつくられた服は、思い出の箱のように、さまざまな記憶と結びついていきます。物質的な利便性や美しさだけでなく、つかう人にも、つくる人にも、ちゃんとよろこびになる服を、私たちはつくっていきます。
体も、気持ちも、のびやかに
より作業しやすく、より生活しやすく。介護するひとにとっても、介護される人にとっても動きやすいウエアをめざしました。さらに、気持ちを明るく高揚させてくれるビタミンカラーを採り入れ、体だけでなく心ものびやかに動き出すような、あたらしいヘルスケアウエアが生まれました。
創設者・デザイナー
1995年、ミナペルホネンの前身となるミナを設立。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきた。ファッションからスタートした活動は、その後インテリアや食器など生活全般へと広がり、デザインの領域を越えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張。主な個展に「ミナペルホネン/皆川明 つづく」「1∞ ミナカケル」。著書に『生きる はたらく つくる』(つるとはな)、『ripples』(Rizzoli International Publication, Inc)など。